ひとりがたり

なんか喋ってるな程度に思ってください

母親がすごい勢いでふみきゅん沼にハマった

事件は約2年前に起こった。

たまたまつけたTVで『少年倶楽部(通称:少クラ)』が流れていた。

今までジャニーズは好きだったけど、歌番組のシャッフルメドレーだったり年末のカウントダウンコンサートを見るくらいの興味だったと思う。

それが一時間で一変した。

私も、母親も、都会で働く姉もどハマりして、翌週から毎週録画を始めた。

それから1ヶ月が経ったある日の放送で母親は沼に足を突っ込むことになる__

 

河合郁人の『CANDY』の手によって

 

河合郁人(かわい ふみと)とは

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クロバットを得意とする驚異的な運動神経を誇るグループ『A.B.C-Z』のメンバー。メンバーカラーは。少クラのMCも務めるトークおばけ。通称ふみきゅん。

 

もともと『CANDY〜Can U be my baby〜』はSexy Zoneのケンティーこと中島健人くんのソロ曲。ゴリッゴリのアイドルソングである。ケンティーがちっちゃいJr.たちをバックに歌う曲なのだ。とにかく可愛い曲。

 

これを河合郁人はやってくれた。ゴツいJr.のSnow Manをバックに歌うということを。

母親はずっと「あーーーかわいいーー!!!」と連呼していた。

その後にあった『ふみきゅんのリズムで4ゲーム』というコーナーで喋りもモノマネも上手だったのもプラス点であるらしい。

これで母親は完全に河合郁人沼にダイブした。

毎日のように『CANDY』の部分を見続けた。パートに行く前に必ず欠かさず見た。

その後発売されたアルバムの収録曲であるソロ曲『S L Boy』を必ず車に乗るときに聞いていた。私は『今日もグッジョブ!』を聞きたかったのに、毎回アルバムの真ん中から聞くことになった。

確か同い年の8月にもケンティーとのコラボで『CANDY』のパフォーマンスをしたときも正座で見ていた。

周囲にも「ふみきゅんが好き」と言えるようになる程のオタクになった。

父親もそんな母親の姿に、まさかではあったがA.B.C-Zのメンバーを全員覚えた。

 

そんな母親の最近は、一昨日の少クラで披露したソロ曲『未来は明るいかい?』を出勤前と帰宅後に浸るように見ているようである。

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ふみきゅんにハマってから母親はもともと明るいが、更に明るくなった気がする。

今まではストレスの発散だったりをバラエティを見て笑うことが主だった気がする。

しかし、今では「疲れた〜」となった時は録画したふみきゅんのパフォーマンスを見て元気を貰えるようになっている。

誰かを応援して、キラキラ輝く姿を見るというのは心の元気にも繋がる気がした。

母親は「若い頃やったら絶対貢いでた」と言うほどにのめり込んでいる。

その発言からも分かる通り、FCには入っていない(代わりに私が入っている)。所謂“茶の間”を貫いている(今年の舞台がはじめての現場になる)。

テレビの出演が決まると逐一報告する形になるのだが、その時母親は大層喜ぶ。その報告が出来るたびに私も嬉しいし、ますますA.B.C-Zを誇りに思うのだ。

 

もしかしたらファンの数だったり認知度だったり他の人達に負ける部分はあるかもだけど、母親の姿を見てファン一人一人の思いが籠っているから負けていないと過大解釈ではあるが思うようにしている。

 

余談だが、母親は職場の人や友達にもふみきゅんの良さを布教しているらしい。

こういうところがオタクだな、ってふと思った。

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母親に生きがいを見出してくれた河合郁人さんに感謝しながら終わりとさせていただきます。