ありがとう、アカリン。 〜第10回AKB選抜総選挙開票で涙した〜
以前人生初めてAKB48の選抜総選挙に投票した記事を書いた。
多くの方に反応をいただき、Twitterの通知が来る度震えが止まらなかった。
(アクセス解析もうなぎ登りでした。本当にありがとうございます)
たった1票をアカリンに託した。
アカリンも「ファンの人たちだけが頑張る総選挙は嫌だ」と言った通り、YouTubeの動画をアップしてくれた。
こうやってファンとアイドル本人が一緒に進んでいく姿が総選挙の醍醐味だと感じた。
そして、開票当日。
私は『SHOWROOM』というライブ放送が出来るアプリで総選挙の裏側を見ることができる生配信を見ながら、地上波の放送を待っていた。
100位から順番に発表されていく度に緊張感が湧き上がってきた。今年は去年より特に票数が多く、読めない闘いだったから尚更だ。
アンダーガールズ発表の時は本当に心臓が飛び出そうだった。アンダーガールズと選抜とは天と地の差、と言ってもいいのか分からないが、表題曲とカップリング曲の差というのは本当に大きい。
アンダーガールズではアカリンは名前は呼ばれなかった。ここでアカリンは選抜確定という形になった。
ホッとした反面、悲しかった。何故ならNMB48の選抜入りは1人だけだと確定された瞬間だったからだ。
(この件についてはもっと思っている方が語ってほしいので割愛したい)
とにかくアカリンの順位は上であってほしかった。目標は神7。
テレビの前で手を組んで祈った。画面越しのアカリンも首を震わせながら目を閉じて念じている姿が見えた。
第14位。アカリンが呼ばれた。
アカリンは終始笑顔だった。壇上に上がると、アカリンの足元が透明なハイヒールであることに気がついた。(AKB48の52ndシングル『Teacher Teacher』の衣装だと思う) 彼女がシンデレラのように見えた。
「今年の総選挙はプレッシャーだった。ランクアップできて嬉しい」
「総選挙は1票1票の気持ちを大切に出来るイベントであってほしいし、私はその1票1票を増やし続ける存在でありたい」
これはアカリンのスピーチの一部。本当に自分の足で色々勉強して、『女子力動画』で発信してきた彼女だからこそ言えることだと思った。
何よりも一番心に刺さったのは
「同期であるさや姉はいつも私たちのグループを先頭に立って走ってくれたけど、同期なのにその背中をタッチすることもできなかった」
多分NMBのメンバーは常にさや姉を意識してアイドル人生を過ごしてきたと思う。それくらいさや姉はすごい。
フォトブックでもアカリンは「さや姉が安心して卒業するまで私は卒業しない」とさや姉がいなくてもNMB48の先頭を走れる人間になりたいことを示唆してきた。
「私はさや姉にはなれないから、それなら私は私のやり方を存分に活かして、グループの入り口を広げていきたい」
この言葉を聞いて、思わず涙が溢れた。まさか総選挙で泣くとは思わなかった。
アカリンなりに約8年悩んだことの答えがこれなのかもしれない。
何よりも嬉しかったのは、スピーチ後Twitterを開いたら、全くアイドルに詳しくないリア友が「アカリンで泣いた」とツイートしていた。それくらい吉田朱里の影響力はすごいのだ。
他の友達にアカリンの話をした時に、
「アカリン?知ってるよ!あのYouTuberの子だよね?」
「NMBのアカリンの動画見てるけどわかりやすいね!」
と、全然アイドルのことを知らない子でもアカリンを認識してる人は多かった。
地上波を見てると、宮根さんも「彼女がメイクとか発信するとすごい影響力あるんですよね」とおっしゃっていた。もしかしたら彼女のことは知らないかもしれないけど、こういう発言はやっぱり嬉しく感じる。
評価全てが誇らしかった。
NMBが総選挙で議席をなかなか獲得できないことにも触れていたが、アカリンは笑顔でも思うものはあったのかもしれない。もしかしたらもっと上の順位であってほしかったという悔しさもあるかもしれない。私ももっとたくさん票を入れれば良かったのかもしれない。ごめんね。
彼女の思うところは動画でもアップしてくれるだろう。本人の気持ちが大優先であるが、ここは私なりの結論を述べさせてほしい。
こんなにファンとアイドル本人が一致団結して、てっぺんを狙う選抜総選挙は面白いなと感じた。アカリンのスピーチを聞いて、ああ投票してよかったって感じた。
もし来年出馬するのであれば、絶対投票しようと思う。まだ学生だからたくさんは入れられないけど、1票の重みを知っているアカリンに気持ちが届くといいな。
これからも応援します。
とりあえず私はアカリンを見習ってダイエットから始めようと思います。
まずは総選挙お疲れ様でした。
そして、ありがとう。
あなたに投票できて幸せでした!
最後まで読んでいただきありがとうございました!